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ニュージーランドでサービス点検が必要な理由

こんにちは。ニュージーランドクラシックの村東 みやこです。
最近とある記事を読んでいたら、ある人が2008年の車を購入したら、その一年後にエンジンの不具合が見つかって、販売店に返品を訴えたと言うのがありました。

購入時は走行距離が86,900キロ、訴えたのは、保証期間を大幅に過ぎた17カ月後の107,985キロの時点。
その頃にはエンジンは壊滅的な故障で、交換費用に10,300ドル前後かかってしまうと言う、悲惨な結果になってしまったようです。

販売店側に居る私としては、販売店に同情してしまうケースなのですが、購入者は、購入の際には、当然販売店側がサービス点検を完了させているものと理解していたようで、今回のエンジンの不具合は、事前のサービス点検を怠った販売店の責任と主張しました。

これ、お店によって基準が違いますので事前に確認が必要です。その後、購入者は33,000キロ走行中に一度もサービス点検をすることなく、故障するに至ってしまったようです。

WOF(車検)を受けておけば、サービス点検をしなくても大丈夫と理解されている方がいらっしゃいますが、ニュージーランドでは、車検はタイヤ、シートベルト、錆、ライトなど、公道を走るうえで不具合がないかどうかを検査するだけで、オイル・オイルフィルタ・エアフィルタ交換が必要かどうかの点検や交換は、サービス点検を別途申し込む必要があります。当社では、目安は10,000キロ走行毎に3点全て同時に交換をお勧めしています。

どれか1点を交換しても、他2点が汚れていたら、その汚れは新たに交換した他の1点だけでなく、エンジンへも影響してしまうからです。

結果、エンジンの故障悪化は、購入後のサービス点検を怠っていた原因も大きいとみなされ、購入者の訴えは棄却されました。

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ニュージーランドクラシック info@nz-classic.com

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