早わかりニュージーランドとクライストチャーチの人口と基本情報まとめ

【2018年版】早わかりニュージーランドの人口と基本情報まとめ

2018年最新版のニュージーランドの人口に関する情報を図や表を使ってわかりやすく1ページにまとめました。最新のニュージーランドの人口統計をもとに人口増加率や人口密度などを紹介しています。また2章では私達のホームタウンであるクライストチャーチについての情報も掲載したのでぜひご覧ください。


追記: 2018/9/21  「1.3 ニュージーランドの都市の人口ランキングTOP20」を追記しました。
追記: 2018/7/2  「1.2 ニュージーランドの人口」にニュージーランドの人口の推移のグラフを追記しました。

1. ニュージーランドの人口と基本情報

南半球に位置するニュージーランド。第1章ではニュージーランドの場所やニュージーランドの主要都市、人口などを紹介します。

1.1 ニュージーランドの首都と主要都市

まずニュージーランドの場所から。ニュージーランドは南半球のオーストラリアの右下に位置しており、大きく北島、南島の2島に分かれています。

日本とニュージーランドの位置

ニュージーランドの首都はウェリントン。最も人口の多い都市は北島にあるオークランドで経済の中心でもあります。南島で最大の都市はクライストチャーチで、南島のほぼ真ん中あたりに位置しています。

ニュージーランドの地図

日本とニュージーランドは約9000㎞離れており、日本からニュージーランド(オークランド)への飛行機だと約11時間のフライトになります。(エアニュージーランドの場合)

そのほか、一般的なニュージーランドの国情報は以下のとおりです。

面積 27万534平方キロメートル(日本の約4分の3)
首都 ウェリントン(南緯41度 東経174度)
最大の都市 オークランド
通貨 ニュージーランドドル (NZD)
公用語 英語,マオリ語,手話(2006年以降)
時差 -3時間(サマータイム(Day Light Saving)時は-4時間)
※サマータイムは9月の最終日曜から4月の第1日曜まで

参考:外務省 ニュージーランド基礎データ

1.2 ニュージーランドの人口

ニュージーランドの総人口ですが、ニュージーランド政府が発表した最新データ(2018年3月)だと、人口は約487.1万人となっています。

以下のグラフは1991年~2018年までのニュージーランドの人口の推移です。これを見ると、人口は毎年ゆるやかに増加していることがわかります。

ニュージーランドの人口の推移

データ引用元:https://www.stats.govt.nz/topics/population

 

次に各主要エリアの人口ですが、以下のようになっています。

【ニュージーランドの主要エリアの人口 2017年】

オークランドリージョン 約165.7.万人
ウェリントンリージョン 約51.3万人
カンタベリーリージョン 約61.2万人

【ニュージーランドの主要都市の人口 2017年】

オークランド 約153.4万人
ウェリントン 約41.2万人
クライストチャーチ 約39.6万人

参考:Stats NZ

人口の分布でみると、総人口の3/4は北島に居住していて、その中でもオークランドは国の人口の約3割が集中しているニュージーランド最大の都市です。

 

※リージョン(Reigeon)について

ちなみにリージョン(Reigeon)は日本でいうと県に相当します。ニュージーランドは以下のように16のリージョンに分かれています。オークランドはオークランドリージョン、ウェリントンはウェリントンリージョン、クライストチャーチはカンタベリーリージョンに属しています。

ニュージーランドのリージョン
引用元:http://www.searchengine.co.nz/map_nz.php

次は人口の増加率をご紹介します。ニュージーランドは積極的に移民を受け入れているため、移民による人口の増加が多いことがわかります。

1.3 ニュージーランドの都市の人口ランキングTOP20

ニュージーランドの各都市の人口をランキングにしました。(上位20位)

【ニュージーランドの都市の人口TOP20 2017年】

順位 都市名(英語) 都市名(日本語) 人口
1 Auckland オークランド 1,534,700
2 Wellington ウェリントン 412,500
3 Christchurch クライストチャーチ 396,700
4 Hamilton ハミルトン 235,900
5 Tauranga タウランガ 137,900
6 Dunedin ダニーデン 120,200
7 Lower Hutt ローワーハット 104,100
8 Palmerston North パーマストンノース 85,300
9 Hastings ヘイスティングス 70,000
10 Nelson ネルソン 66,700
11 Napier ネイピア 63,100
12 Rotorua ロトルア 58,800
13 Whangarei ファンガレイ 57,700
14 New Plymouth ニュープリマス 57,500
15 Porirua ポリルア 55,900
16 Invercargill インバカーギル 50,900
17 Kapiti カピティ 42,300
18 Upper Hutt アッパーハット 40,800
19 Wanganui ワンガヌイ 40,300
20 Gisborne ギズボーン 36,600

参考:Stats NZ

【都市の人口分布チャート】

人口のTOP20の都市をチャートにしてみました。このように見てもオークランドの人口がかなり多いことがわかります。

1.4 ニュージーランドの人口増加率と人口密度

ニュージーランドの人口増加率は国全体としては2.14%となっています。経済の中心であるオークランドは2.65%で人口増加率が一番高いエリアになります。今後もオークランドの人口は増え続けると予想されており、10年以内に200万人を超えると言われています。

【ニュージーランドの人口増加率 2017年】

エリア 移民増加 自然増加(※) 合計
ニュージーランド 1.54% 0.6% 2.14%
オークランドリージョン 1.79% 0.86% 2.65%
ウェリントンリージョン 1.25% 0.53% 1.78%
カンタベリーリージョン 1.55% 0.47% 2.02%

参考:Stats NZ

※自然増加(率)・・・出生率から死亡率を引いた値

次に人口密度ですが、ニュージーランドの人口密度は17.9人/km2。日本の人口密度は335人/km2 なので、比べてみるとかなり少ないことがわかります。

※人口密度 ・・・ 単位面積1km2当たりに居住する人の数。人口÷国面積で求める。

1.5 ニュージーランドの民族構成

ニュージーランドは移民を積極的に受け入れており、ニュージーランド国内には様々な民族が住んでいます。

【ニュージーランドの民族構成】

欧州系 74%
マオリ系 14.9%
アジア系 11.8%
太平洋島嶼国系 7.4%
その他 2%
中東、ラテン、アフリカ系 1.7%

引用元:外務省 ニュージーランド基礎データ

アジア系に関していうと、多い方から中国、インド、フィリピン、韓国、日本の順になります。

詳しいニュージーランドの民族構成についてはWikipediaが参考になると思います。
List of ethnic origins of New Zealanders

1.6 ニュージーランドの国勢調査について

この章ではニュージーランドの国勢調査について書いておきたいと思います。ここで紹介する人口などの統計情報は主に国勢調査の情報を元にしており、日本の統計局に相当する、「Stats NZ」という組織が公開しています。

ニュージーランドの国勢調査はCensus と呼ばれ、5年おきに実施されます。前回のCensusは2013年に行われました。

この記事で紹介しているデータは基本的には2018年に発表された2017年の人口データを使っていますが、もしかしたらここで少し疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。

前回の国勢調査が2013年に実施されたのなら次回の調査は5年後の2018年になります。では、その間の2014年~2017年の人口はどうやって出すのでしょうか?

実はCensusが行われた翌年から次回のCensusまでの間の人口などの情報はStats NZが予測値(Estimate)として公表しています。ですので厳密にいえば、この数字は予測値なので実際の数字とは違う可能性があります。

ただ、毎年、国勢調査を実施するのは世帯の負担(住民が回答する負担)や経費負担などが大きくなってしまいます。ですので調査自体は5年間隔で行い、その間は統計的に補正して予測値として公表しています。

1.7 ニュージーランドは羊の数が人よりも多いって本当?

アグリカルチャーパーク

ニュージーランドと聞くと、「羊」を連想する人は多いのではないでしょうか。「人より羊の数が多いらしい…」これは時々言われることですが本当なのでしょうか?

結論から言うと、これは本当です。
どれくらい羊が多いかというと、2017年の統計によるとニュージーランドにいる羊の数は2,750万頭と発表されています。ニュージーランドの総人口が約479万人なので、ヒト一人に対して羊が5.7頭(5.7倍)いる計算になります。

それでも近年は徐々に羊の頭数は下がっているとのこと。以下のグラフを見ると、2007年以降、北島、南島の羊の数が徐々に減少しているのがわかると思います。

とはいえ、羊が多いのは事実で、郊外に出ればいたるところに牧場があり、羊を目にすることができます。

【北島、南島の羊の頭数(2007年 – 2017年)】

ニュージーランドの羊の頭数
引用:Agricultural production statistics: June 2017 (final) – Statz NZ

2. クライストチャーチの人口について

この章では私達が住むクライストチャーチの人口や街並み、在留邦人数などについてもう少し詳しくご紹介します。

2.1 クライストチャーチの人口と増加率

クライストチャーチ市役所(Christchurch city council)の最新データによると、クライストチャーチ(市街)の人口は2017年6月時点で381,500です(都市圏まで含めると約39.6万人)。クライストチャーチは南島で最大の都市となり、北島にあるオークランド、ウェリントンに続き、ニュージーランドで3番目に大きな市になります。

人口の増加数は一年前の2016年6月から比べると6,500人の増加(+1.7%)となっています。この数字は2011年、2012年のクライストチャーチ地震が発生する前と比較しても、もっとも多い数字ということです。

【1986以降の人口の推移】

1986以降のクライストチャーチの人口の推移

引用元:Christchurch city council population

2.2. クライストチャーチ地震の影響

2011年、2012年に発生したクライストチャーチ地震(マグニチュード7.1と6.3)の影響により、人口は一時減少しました。市の発表によると、この地震前は年平均1%ずつ人口が増えていましたが、地震後は人口が-6%(21,200人)減少しました。

【1986年以降のクライストチャーチの人口の変化】

クライストチャーチ地震と人口

引用元:Annual numeric population change since 1986

上のグラフを見ると、2011年と2012年は棒グラフ(ベージュ色:Christchurch)が大きく下に伸びており、一時的に人口が大幅に減ったことがわかります。

ただ、前述したように2016年以降の人口増加率は地震前よりも増えており、人口の側面から見ても地震のタメージから脱して徐々に復興が進んでいると言えるかもしれません。

2.3 在留邦人は何人住んでいる?

クライストチャーチに住む在留邦人(クライストチャーチに居住している日本人)は、2013年の国勢調査では、2118人と発表されています。

もっと過去のデータを見てみると、2001年の在留邦人数は1,866人、2006年は2,208人となっており、342人増加してます。2006年から2013年にかけては90人減少しています。

ちなみに、ニュージーランド全体の在留邦人は14,118人となっています。

参考:Stats NZ

2.4 上空から見るクライストチャーチ

ここまでは数字的なところをご紹介しましたが、この章ではビジュアルを使ってクライストチャーチを紹介します。

まずクライストチャーチはどんな市かと言いますと、ひとことで言うと緑がとても多い街です。「ガーデンシティ」と呼ばれ、市内には740を超える公園があり、道路には街路樹や芝生が整備されています。

Googleマップで市の中心部を見てみると、クライストチャーチの緑の多さがわかると思います。

【Google航空写真 Christchurch】

Google航空写真 Christchurch

ちなみに以下は同程度の人口である日本の宮崎市のマップです。こちらと見比べてみるとより違いがわかるかもしれません。

【Google航空写真 宮崎市】

Google航空写真 宮崎市

クライストチャーチ市街には下の写真のような広々とした公園が数多く整備されており、住民の憩いの場になっています。

またもう一つ地理的な特徴としては、街が平坦であることです。クライストチャーチはカンタベリー平野の東端に位置し、市街地には坂がほとんどありません。以下の画像で、「山」と書いてあるところ以外はほぼ平地です。ですのでサイクリストにはとても走りやすい街といえます。

カンタベリー平野 鳥観図

 

【山からみたカンタベリー平野】
山からみたカンタベリー平野

3. おわりに

ここまでニュージーランド、クライストチャーチの人口などについていろいろとご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。今回あらためて調べてみると、国勢調査は思った以上にいろいろな情報をまとめており、ビジネスにも役立つ情報が多いと思いました。

今回は人口統計を中心にご紹介しましたが、他にも世代別の情報や家族構成、移民に関する情報などいろいろあるので、また折を見て追記していきたいと思います。

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