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日本と違う、大学既卒後の選択肢の幅広さ

本日は、日本とNZの大学既卒後の進路の選択肢についてお話ししたいとおもいます。
日本の大学は、一部を除き通常4年生が多いですが、4年の過程を終了後、普通は資格として学士を取得します。ニュージーランドの Bachelor / Degree と同等です。

その後の進路は、日本では修士、博士となり、それ以外の選択肢がないのが普通です。しかしニュージーランドでは、Postgraduateというカテゴリーの資格があります。

Undergraduateの対義ですが、学士(Bachelor / Degree)を修了した後に選択するためのコースです。

つまりPostgraduate = 日本やニュージーランド、または別の海外にて大学(学士)レベルの資格を既に修了している方のためのコースです。

以下の様な資格があります。

・Graduate Certificate (期間:通常約半年~1年)
・Graduate Diploma (期間:通常1年)
・Postgraduate Certificate (期間:通常約半年~1、2年)
・Postgraduate Diploma (期間:通常約1~1.5年)
・Master(修士) (期間:通常約1.5~2年)

その後は、PhD<博士>の資格があります。

*Graduate Certificate / Graduate Diploma につきましては、 UndergraduateとPostgraduateの橋渡しのコースとして使われ、実際にはUndergraduateに区別されます。

ポリテクニックでも大学でも非常に多数のPostgraduateコースを用意しています。
入学に関しては、通常、学士資格、または受講コースに関連する学士資格、または関連する職務経験が必要になります。(期間はコース、資格、レベルによって異なります)。

Postgraduateは、期間も少し短いものが多く、そのため費用も少なく済む場合も多く、且つ
NZQAのレベルも高いものが多く、今後は移民政策が厳しくなるにつれて脚光を浴びてくると考えています。

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