クライストチャーチローカルが選んだ観光スポット5選

「クライストチャーチに住むローカルが日本から来た友人・家族を連れて行きたい場所」を一つの切り口にぜひ訪れたい観光スポットを5つ選びました。

この記事はCBNが作った「暮らしの便利帳」とコラボしています。ここに掲載した選りすぐりの観光スポットから、特にオススメの場所を更に絞り込んで5つご紹介しています。ぜひ便利帳を見ながら読んでください。

1:Transitional Cathedral/トランジショナルカセドラル

cardboard Cathedral
一つ目はトランジショナルカセドラル。クライストチャーチの大聖堂(カセドラル/Cathedral)は2011年のクライストチャーチ地震で大きなダメージを受け、いまで修復の最中です。
地震の被害で街のシンボルを失ったクライストチャーチに日本人建築家の坂茂さんが協力、仮の大聖堂として建設されました。

1-1:カセドラルの基本情報

開館時間:9am-5pm
入場料:無料ですが、寄付は募集しています。ぜひご協力を。

中は自由に見学ができますが、現役の教会でもあります。脱帽にてお静かに見学されることを強くお勧めします。またお祈りや聖歌隊のサービス(ミサ)の最中は邪魔をしないようにご注意ください。

1-2:カードボード(段ボール)で出来た教会です。

前述のように街のシンボルを失ったクライストチャーチ市民に対し、日本人建築家の坂茂さんが設計・協力され、紙で出来た聖堂として完成しました。当初は紙製ということに余り想像力が働かず少なからず戸惑いもあったようですが、いざ完成してみると紙製のイメージを遥かに超えており、観光客だけでなく市民もその存在を楽しんでいます。

2:クライストチャーチトラム

二つ目は街の中心部を走っているトラムをご紹介します。

2-1:トラムの基本情報

運行路線:全長3.9kmの周回コースで、全部で17の停車場所があります。
運行時間:だいたい15~20分間隔で夏は9am-6pm、冬は10am-5pmの間、毎日運航
乗車料金:は大人一人25ドル、15歳以下の子供は大人一人につき3人まで無料。乗車券一日の乗り放題です。(一回券はありません。)

停車場所1番のカセドラルジャンクション、またWebサイトからでもチケットを購入できます。

2-2:トラムを休憩所の代わりに使ってみよう

乗り放題で$25なので一度しか乗らないと高く感じるかも。なのでまずその日の一番最初にチケットを買うことがお勧め。周回コースなのでそのまま一度ぐるっと回って面白スポットをチェックした後、お目当てのスポットに行ってみるのも良いかも。また乗り放題なので休憩場所として使うこともオススメです。ぐるぐる回るコースなので、必ず乗ったところに戻りますし、椅子もあるのでホッと一息。子供は車窓からの流れる景色で飽きずに乗ることができます。カフェでテイクアウトのコーヒーを買ってトラムに乗って一服するのも良いアイデア。(でも禁煙なのでご注意ください。)

2-3:夜はレストランに

食堂車を使ったレストランとしての運行もあります。必ず予約が必要でこの時には、予約者以外は乗れません。
運行時間:冬は7時、夏は7時30分にカセドラルジャンクションを出発で毎日運行。

夜の街並みを眺めながらの食事は普通のレストランと違った楽しみがあります。予約や運行地図といった事はぜひ便利帳(13ページ、観光スポット、リンクの掲載あり)のリンクから。

3:ウイローバンクワイルドライフリザーブ

次にご紹介するのはウイローバンク、ここは動物公園なんですが、特にニュージーランドの代名詞にもなっているキウイ(Kiwi)の繁殖に力を入れていることで全国に知られています。

3-1:ウイローバンクの基本情報

営業時間は10月 – 4月 09:30-19.00-、5月 – 9月 09:30-17:00、クリスマスは閉園です。入場料のみ 大人 $29.50、子供 (5-14歳) $12
行き方 公共バスだと 107番のバスが通ります。interchange (中心部のバスターミナル)からだと途中で乗り換えが必要です。便利帳に載っているMetro(3ページ、公共機関、リンクの掲載あり)には時刻表やバスのルートなどが一体化したJourney Plannerという便利なツールがあるのでぜひ使ってみてください。

3-2:キウイを見るならここ

ウイローバンクにはKiwi Houseと呼ばれる昼夜を逆にした建物があり、この中ならほぼ確実に夜行性であるKiwiを見ることが出来ます。また建物外の区切られたスペースにキウイが放し飼いにされているので、相当運が良ければ目の前をKiwiが走り抜けていくことも。ここで飼われている数はニュージーランドの施設でも格段に多いので見逃すことは少ないと思います。

3-3:キウイ以外の動物たち

その他のおすすめはニュージーランドのファームの動物たちと鳥類の展示。実際に農場で飼われている数々の動物を見るといかにニュージラーンドが農業王国かを実感できるのではないでしょうか。また人間が入ってくるまでこの国は鳥の楽園でした。そんなニュー―ジーランドとの鳥たちを直接観察することが出来ます。

4:カンタベリー博物館


街中に位置するカンタベリー博物館、街中に宿泊しているなら歩きで気軽に行けるおすすめのスポットです。

4-1:カンタベリー博物館の基本情報

営業時間:9:00 am-5:00 pm
入場料:無料 (入口に寄付を募る箱があるのでぜひお願いします。)
場所:Rolleston Ave、植物公園のすぐ隣でトラムの停車場が近くにあります。

4-2:どんな展示が?

一般的なニュージーランドの歴史やその成り立ちはもちろんですが、鳥の楽園であるニュージーランドの鳥たちの展示は是非、見ていただきたい内容の一つ。またクライストチャーチの古い町並みを再現した展示や古き良き街並みを見ることが出来る写真などもオススメです。特別展示なども行うとこがあるのでWebサイトをチェックしてください。(便利帳の13ページ、観光スポット、リンクの掲載あり)

5:パンティングオンエイボン

パンティングオンエイボン
クライストチャーチの街中を流れるエイボン川。ここをパンターと呼ばれる漕ぎ手が動かすパント(川船)に乗って優雅に川遊びを楽しみます。

5-1:パンティングオンエイボン基本情報

営業時間:9am-6pm(10月ー3月) 10am-4pm(4月―9月)
運行時間:一回 30分くらい。
料金:大人30ドル 子供(5-15歳)15ドル
カンタベリー博物館に向かって右手の方に5分ほど歩くと乗り場があります。込み合う時期はインターネットを通して予約をした方がよいでしょう。(便利帳13ページ、観光スポットの欄、リンクの掲載あり) またひざ掛け用の毛布は用意があります。

5-2:誰でも楽しめるアトラクション

ガーデンシティ、クライストチャーチらしいアトラクションと言えるのでは。老若男女、大人、子供に関わらず楽しめると思います。川の上から眺めるクライストチャーチの街並みは歩いてみる目線とはまったく違います。

これら以外にもローカル目線の、お役立ち情報がリストされた暮らしの便利帳は下記からダウンロードして下さい。


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新田直人

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新田直人

ニュージーランド政府公認の保険アドバイザーです。(FSP55882) 見積もりやご相談は無料です、ご遠慮なくお問い合わせください。 naoto.nitta@aiafsn.com 日本語直通:0800-664-882

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