クライストチャーチトラム

クライストチャーチトラム/暮らしの便利帳から=観光編=

CBNの作った暮らしの便利帳では観光ポイントをいくつか掲載しています。このリスティングのポイントの一つは「クライストチャーチローカルが日本から来た友人・家族を連れて行きたい場所」です。そんな選りすぐりの観光スポットのうち、今回はクライストチャーチトラムにフォーカスしてご紹介したいと思います。

昔は市民の重要な足

昔のトラム最盛期の路線図

Christchurch CTB tramway route map 1920s.PNG
By Matthew25187 at en.wikipedia, CC BY-SA 3.0, Link

今でこそ市内をバスが走っていますが、昔は市民の重要な交通機関でした。丁度、現代のトラムの停車駅の近くにあるカンタベリー博物館にはその頃の写真もあり往時を偲ぶことができます。実際の市民の足としての役割は実は1954年の廃止をもって終わっています。
その後、観光用として1995年に復活、2011年には地震で大きなダメージを受けましたが、それを乗り越え2013年11月再開、再び観光客を楽しませるアトラクションとして親しまれています。

観光用としての復活したトラム

路線は全長3.9kmの周回コースで、全部で17の停車場所、だいたい15~20分間隔で夏は9am-6pm、冬は10am-5pmの間、毎日運航しています。乗車料金は大人一人25ドル、15歳以下の子供は大人一人につき3人まで無料になっています。乗車券は一回限りではなく、一日の乗り放題乗車券になっています。(一回券はありません。)

停車場所1番のカセドラルジャンクションにあるインフォメーションでもWebサイトからでもチケットを買うことができます。一日乗り放題で$25、もし一度しか乗らないとちょっと高く感じるかもしれません。なのでまずその日の一番最初にチケットを買うことをお勧めします。周回コースなのでそのまま一度ぐるっと回って面白スポットをチェックした後、お目当てのスポットに行ってみるのも良いと思います。

賢いトラムの使い方/休憩所代わりに

チケットは一日乗り放題なのでこれを有効に使わない手はありません。なので歩き回って疲れたら椅子のある休憩場所として使うこともオススメです。もしお子さん連れなら、子供には景色を見せ自分はホッと一息つくことができます。近くのカフェでテイクアウェイ(ニュージーランドはテイクアウトの事をこう言います。)のコーヒーを買って乗車、ゆっくり流れる景色を見ながらちょっと一休みなんてオツでばないでしょうか。それに周回コースなので必ず乗った位置に戻るので迷うこともありません。

夜はレストランになる

トラムには食堂車の車両もあり夜はレストランとして運行しています。予約が必須で一般客は乗車できません。冬は7時、夏は7時30分にカセドラルジャンクションを出発、毎日運行しています。昼とは違った夜の街並みを眺めながらの食事は普通のレストランと違った楽しみがあります。繰り返しますが予約は必須です。

予約や運行地図といった事はぜトラムのWebサイトから。

トラムだけではない、ローカル目線の、お役立ち情報がリストされた暮らしの便利帳は下記からダウンロードして下さい。


Share this Post!
新田直人

Post by
新田直人

ニュージーランド政府公認の保険アドバイザーです。(FSP55882) 見積もりやご相談は無料です、ご遠慮なくお問い合わせください。 naoto.nitta@aiafsn.com 日本語直通:0800-664-882

関連記事

TOPへ