「ビルダー」って!?「屋根の水漏れがあるのですが・・」、「ペンキ塗れますか?」など、建築全般種々のお問合わせをいただきますが、一体「ビルダー」ってどういうことができるのだろうかと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
「ビルダー」と「カーペンター(大工)」はちょっと違います。大工出身の「ビルダー」が1番多いのは確かですが、プラマー(水道屋)や測量、はたまた便利屋など、ありとあらゆる出自の「ビルダー」がいます。
「ビルダー」は建築現場にて、すべての建築業者を手配したり、統括したりするのが仕事です。もちろん、自分の専門分野の仕事があれば、現場で同時進行で働きますが、人によってはまったく現場作業をしないビルダーもいます。
日本の「工務店」を1人でまわしているといった感じでしょうか?
以前は、素人に毛の生えたような自称「ビルダー」がたくさんいて、きちんとした建築法や工法を知らないまま新築・改築に携わったため、「リッキーホーム(水漏れ欠陥住宅)」はじめ、たくさんの問題が起こりました。
今現在は、シティカウンシルに申請しなければならない新築・改築は、ライセンスのあるビルダーしか行えません。ニュージーランドの建築事情も日々前進しています。