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不動産の一般購入とオークションの違いについて

一般的な購入ですと、売主・買主が契約書を交わし、両者の要望が受け入れられた時点で仮契約成立となりますが、ほとんどの場合、弁護士を通じて、登記や土地調査確認の条件を記入しているので、実際に本契約となるのは弁護士等の調査が済んでからとなります。具体的には、稼働日数10日間(2週間)でこの調査を行います。この調査に問題がなければ、その時点で頭金(デポジット)を支払うのが一般的です。

また、この場合の契約書には、銀行融資が下りることを条件としたり、家屋調査士による建物検査を確認するなどといった条件を入れることができます。

一方、オークションの場合は、オークション開催日までに、登記・土地調査、あるいは銀行融資、建物調査などの調査をすべて行い、オークションで落札できた際には無条件の契約成立となり、その場で物件購入価格の10%を頭金(デポジット)として支払わなくてはなりません。

ですから、オークションで購入する場合は、事前に物件に問題がないか、融資を受けることができるかなど、きちんと調査する必要があるのです。

■日本からでもオークションに参加できます

オークションは、日本から電話参加することも可能です。この際には、電話で代理をする人を立て、委任状をオークション担当者に提出する必要があります。

また、オークションで落札できた際には、その場で10%のデポジットが必要となりますので、その支払いができるよう手配をしておく必要があります。

■オークション参加をお考えの方へ

オークションの参加をお考えの方におすすめしたいことは、オークション参加前に、他のオークションにも参加をしておくことです。こちらでのオークションの流れを見ることができ、また、何度かオークション会場に行くことによって、当日の緊張もやわらげられると思います。

オークションによっては、周りの雰囲気で値段がどんどんと上がっていく物件もあります。大事なことは、事前に物件価値を知って、自分の予算を明確にしておくことです。

$1000、$500単位で競り始めると、最終的に結構金額が上がっていることもあるので…。そのような、オークションパターンを見るためにも、ぜひオークション参加をおすすめします。

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