ニュージーランドではかなりの頻度でタバコの値上げがあり、愛煙家にとってつらい状況ですか、実はタバコを吸うと保険の掛金にも影響します。
死亡保障や疾病保障、収入保障保険といったいわゆる生命保険の掛金はタバコを吸うか吸わないかで変わります。
タバコを吸う方の場合、一概には言えないのですがざっくりとした数字で言うとほぼ倍の掛金が必要になってきます。
以前はメディカル(ヘルス)インシュランスだけはタバコを吸う、吸わないは掛金に影響しない場合があったのですが、この頃は大分変わってきています。
上のような2倍といった差はまだありませんが、それでもタバコを吸わないとディスカウントがあるとかタバコを吸うと若干割増になるといった会社が増えてきています。
ではタバコを吸う人と吸わないひとの境目はどこでしょうか。
実は1日に何本吸うとか、たまにしか吸わないいった量の違いは余り関係がなく、ほとんどの会社は「過去12ヶ月間でタバコを吸いましたか?」という質問にYESであれば、それがたとえ一本でも喫煙者の扱いになります。
ウソをついたら分からないよ!という方もいるかもしれませんが、保険の申し込みにあったては正しい事を開示しますとサインをするので、ばれると保障を受けられない、保険が強制的に打ち切りになるといったことがあります。
また詳しくは書きませんが、調べればタバコを吸っていた証拠は知らず知らずの内に意外と多く残っています。
では一度喫煙者になってしまうと、一生そのままの扱いなのでしょうか。
大抵の保険会社は、実際に禁煙して「12ヶ月タバコを吸いませんでした。」という書類を出すと非喫煙者の扱いになり掛金も安くなります。Witness(証人)が必要ですが、家族やその保険に関係する人以外であれば大丈夫な場合が多く、タバコを12ヶ月やめさえすれば、手続きはかなり簡単です。