ニュージーランドの町にはアートが溢れています。中でも、クライストチャーチのストリートアートは、定評があります。
ここ、クライストチャーチにこれだけたくさんのストリートアートが生まれたのは、2011年のカンタベリー地震がきっかけ。沢山のビルが取り壊され、それによってむき出しになった壁を飾ろうとストリートアートのプロジェクトが数年にわたり開催され、クライストチャーチの観光には欠かせない存在となりました。
最近は、取り壊し作業も落ち着き、新しいビルがどんどん建築されています。かつて、クールなストリートアートで飾られた壁はそんなビルに完全に隠れていき、当時のアートは大分減ってきました。それでも、ぽつぽつと新しアートが出現しています。また、新築されたビルの壁も利用されています。
とは言え他の都市に比べて、クライストチャーチのストリートアートは今しか見られない可能性が高いです。クライストチャーチを観光する時、そんないろんなストリートアートも一緒に鑑賞すると、また違った街の側面を感じることができると思います。
街の北側から東側を中心に、ちょっと街を歩いて写真を撮ってみました。西側は別の機会に歩いてみたいと思います。また、最後に地図も載せてあります。
まずは、かなり早い時期に誕生したアート。カジノのそばです。手前の駐車場はホテルの建設予定地と言いう話が出たりしていますが、今のところ駐車場のままです。
タウンホールから東へ少し歩いたエイボン川沿いのビルの側面。これが出現したころは、遠くからでも見えていましたが、今は周りにだいぶオフィスビルが建ってきました。
こちらも早い時期の作品。この駐車場も建築予定の話が出ては消え、おかげでこのアートは健在です。ニューリージェントストリートの南側、カセドラルジャンクションそばです。
こちらは、地震後建てられた新しいビルの壁のアート。マンチェスターストリート沿いです。
こちらもマンチェスターストリート沿い。上記のアートのそばです。
こちらは、地震で倒壊した大聖堂の裏、カセドラルジャンクション入り口付近。早い時期の作品で、よく印刷物などの写真に使われるクライストチャーチの象徴的存在です。
大聖堂の裏から工事中のビルの合間、小路をちょっと歩いてみたらこんなものに遭遇。
これぞグラフィティって感じのアート。駐車場の壁一面に、複数のアーティストによると思われる作品が並んでいました。
マンチェスターストリート沿い、メキシカンレストランの入った建物の裏。
マンチェスターストリートからキャッスルストリートに入ったところのビルの壁。
こちらはマンチェスターストリートからリッチフィールドストリートに入ったところにポツンと立っているビルの壁。
一番最近完成した大型アート。もともとの変哲もないビルの壁をうまく3D化したことで、ニュースにも取り上げられました。
アートが描かれる前のビルの様子をグーグルマップで発見したので一緒にご紹介。Tuam Street, C1 Caféのそばにあります。
マンチェスターストリートを南に歩き、ウェルズストリートという小路に入ると、かわいい小さな壁画。
また道沿いの壁にはこれ。
先に書いたように、クライストチャーチの多くのストリートアートが、隣のビルが取り壊しになって表に出てきた壁を利用しているので、そのビルが再建されたら見られなくなってしまう運命にあります。全部隠れることもあれば、一部見え隠れしている作品も。
元の壁画。2015年2月に撮影したものです。
いかがでしたか?まだまだ、一部です。また、写真が集まったら追加していきたいと思います。
「これで完璧!クライストチャーチおすすめ観光地リスト50& 地図」の記事にクライストチャーチの観光スポットを、中でも、最近の名所、プロムナードを「クライストチャーチの新観光名所 エイボン川を歩くプロムナード」の記事で紹介しています。これに合わせて是非ストリートアートも是非楽しんでください。
便利帳を活用!
クライストチャーチの観光スポットから暮らしに必要な情報までいろ色詰まった便利帳。
ダウンロードして持ち歩くと便利なことがありますよ、きっと。
便利帳は、下のリンクから閲覧、ダウンロードが可能です。(無料配布)
クライストチャーチ暮らしの便利帳(PDF/17.8MB) (ダウンロードする場合はこちら)