ニュージーランドでの主な移動手段の一つは車、やはり自動車を持っていると行動範囲も広がり生活や旅行も楽しくなると思います。今回は車を買うときのTipsです。
1:車を手に入れるにはどうするか。
ニュージーランドでは車を生産していないので、出回ってるのはほぼ中古の輸入車です。最近は韓国・中国の自動車も増えてきましたが以前は日本車が9割くらいを占めていたこともあります。まずは中古車をどこで見つけるか。
1-1:トレードミー
トレードミーは日本のヤフオクの様なニュージーランドのオークションサイト。
トレードミーのサイト
個人、業者に限らず今では一番ポピュラーな方法で、個人売買だけではな中古車店や車の輸入業者などが多く出品、また車本体だけでなくパーツ、アクセサリーなどが出品されています。個人から買う方が安い事が多いのですが、一方で素人では分からないような不具合があることやオークションの場合、売買が成立すると返品が難しい場合もあり注意が必要です。
1-2:中古車屋さんから買う
街の中古車屋から購入するときは、直接見ることが出来ますし、業者によっては一定期間の保障があるところもあり個人売買より安心かもしれません。半面、値段は個人よりも高い事が一般的です。リスクをとるか、値段を取るかは悩ましい所です。
1-3:日本から車を持ってくる
日本のオークションや中古業者で買う、自分が日本で乗っていた車をNZにもって来るのも一つの方法です。たとえワーキングホリデーも一年の滞在ですし、帰るときには売って帰る事もできます。ただ輸入にはやはり専門知識が必要なので、専門業者に頼むのが良いでしょう。また到着までに1-2か月は掛かるので日本出発前に車を送ってしまうのも方法です。
2:車検と車両登録
NZは車を持つうえで必ず必要なWarant of Fitness(Wof)と呼ばれる車検、 Registrationと呼ばれる車両の登録、またディーゼル車にのみRoad Users Charge(RUC)があります。WOFは年式により一年毎か半年ごと、Registrationは半年か一年の選択、RUCは走る距離に応じてその分を事前に購入するようになります。
3:車の保険
ちょっ不思議に感じるかもしれませんがNZには対人の保険はなく、対物の保険だけがあります。これはACCと呼ばれる仕組みが有ることが理由で、交通事故による怪我の治療用はこちらから賄われます。
対物の保険は大きく分けて相手の車に与えるダメージだけに限定されたサードパーティ、自分の車を含んで保障があるフルカバーがあります。(近頃はサードパーティに自車の盗難だけを含んだ保険もポピュラーになってきています。)
外国で運転をする事を考えると、よほどNZ生活に慣れている方以外は多少値段が高くてもフルカバーにしておく方が安心できると思います。