ニュージーランド先住民族マオリ族とイギリス王冠との間で平和条約が締結されたのは1840年の今日、2月6日。ワイタンギデーとして、祝日となっています。各地でちなんだイベントが催されていますが、南島最大のイベントはクライストチャーチからドライブすることほんの1時間半ほどで行けるオケインズベイ。すでに今年で43回目だそうです。
pōwhiriと呼ばれる伝統的なウェルカム式典をはじめ、ワカパドリング、ウッドチョッピング、昔ながらのはさみを使った羊の毛刈り実演などなど盛りだくさん。
中でも目玉はマオリの伝統料理、ハンギ。朝4時から準備して1時半にようやく地中から掘り起して出来上がったのは、ラム、チキン、ビーフ、ポーク、これにパンプキン、クムラ、ポテト、ニンジン。これ、実は最近ではなかなか体験できない本格的なハンギです。(最近イベントやアクティビティで出されるハンギは、釜を使ったハンギ風なもので、地中で作っていることはほとんどないそうです)。
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本日のプログラム
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博物館内にあるマライ
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ワカパドリング。ちょっと寒そうでした。
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この中でハンギが蒸されています。
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ハンギ。
このイベントの会場にもなったオケインズベイの中心にあるマオリの博物館は、マライ(マオリの集会所)も備わっていて、マオリの事なら何でも来いというくらい見応えがあります。
ワイタンギデーのイベントは1年に一度しかありませんが、お天気のいい日に、クライストチャーチからちょっとドライブ、マオリの博物館見て、ビーチをちょっと歩いて。。。と、気軽に日帰りできる素敵な所ですよ。