Windows10が2015年7月29日にリリースされました。
お使いのコンピュータの画面の下にウィンドウズ10のアップグレードアイコンが表示され、クリックしようかどうしようか迷っている人もいるのではないでしょうか。
Windows10が出て約2ヶ月が経ち、徐々にネット上にも情報が増えてきて、各社の対応も少しづつ進んできているようです。
Windowsなどの基本ソフト(オペレーティングシステム(OS)とも呼ばれます)はコンピュータに入っている様々なアプリケーションを動かす土台になるものです。このOSをアップグレードするということは、コンピュータの土台を変えるということ。
理論上はそのコンピュータに入っている全てのアプリケーションに影響を与えます。これは言い換えれば、OSを変えることによってうまく動かなくなるアプリケーションがあるということです。
特にマイクロソフト製品以外のアプリケーションやプリンタなどの外部機器は場合によって正常に動作しなくなるものもあるので注意が必要です。また、ビジネスで利用している場合はこういったトラブルが起こると業務に支障が出ることもあるので、早い時期でのOSのアップグレードには慎重になったほうがよいでしょう。
これはWindowsに限った話ではありませんが、新しいOSというのは不具合も多く、問題が起きやすいものです。アップグレードする場合はこのあたりを考慮しておく必要があります。
Windows10はリリースされてから1年間は無料でアップグレードできるので、「無用なトラブルを避けたい」「今使っているWindows OSで特に不満ない」「コンピュータにあまり詳しくない」というなら、すぐにアップグレードせずに暫く様子を見てから乗り換えることをお勧めします。