モーテル経営者の生活って?

ニュージーランドのモーテルは大半が家族経営。よく「年中無休だし1日24時間、大変ですね」と言われます。確かにお客様は絶えずお泊りいただいていますから、そう考えるとお休みが無いように見えます。
では、もしモーテル経営者にどうしてモーテリアになったのか?と投げかけたら、きっと大半の人は「ライフスタイル」の為と答えると思います。
仕事そのものが生活に密着していて仕事も含めて生活の一部。仕事を仕事と思わせないところ・・・という感じでしょうか。

一日は基本的に、朝お泊りいただいたお客様がご出発、お部屋を清掃して、午後次のお客様がご到着。これの繰り返しです。
その他、いろいろ雑用がいっぱいありますがすべて生活の一部。お休みがないとも言えるし、お休みだらけとも言える。話好きなお客さんとペラペラ話して過ごすのも仕事と言えば仕事ですけど、楽しい時間でもあります。

大抵、同じ建物に住んでいますから、朝起きてオフィスに行けば仕事場。でも、オフィスに行けば1日の仕事が始まる大きなホテルの受付と違って、モーテリアはオフィスを開けてから朝ごはん食べたりするわけです。テレビでオリンピックが昼間やっていれば仕事しながら観るし、オフィスがまだ開いている時間に家族が集まってパーティをすることもあります。

もちろん、経営しているわけですからビジネスのマネジメント部分もあります。広告出したり、人事に会計、買い出しにゴミ出し。最近はヘルス&セーフティに関するリスクコントロールの様なことも重視され始めました。また、オンラインで予約などが処理されるようになるなど、時代の流れにも乗り遅れるわけにはいきません。そんなことをやる時間も生活の一部。

こういうライフスタイルを全部ひっくるめてエンジョイする・・・。

モーテル経営者の生活、何となくイメージしていただけましたでしょうか。

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